カポエイラの流派

CAPOEIRA ANGOLA  (カポエイラ アンゴーラ)

低い姿勢で・ゆっくりとした動きが特徴的ですが速い展開のリズムや高い姿勢での攻防もあります。

相手との駆け引きを戦略的に組み立てていき攻防を楽しみます。

アンゴーラは、カポエイラの起源であるアフリカのアンゴラ地方から名前が由来しており

儀式的な動きなどがあるカポエイラの源流に近い形を残しているスタイルです。

「カポエイラ アンゴーラ」は、「カポエイラ ヘジョナウ」というスタイルができた時に

それまでおこなってきたカポエイラの呼び名として「カポエイラ アンゴーラ」として呼ばれました。

 

 

 

 

 

 

CAPOEIRA REGIONAL (カポエイラ ヘジョナウ)

立ち技の早いリズムでの蹴りの掛け合いが特徴のカポエイラのスタイルのひとつ。
現在では、回転の早い蹴りの連続・アクロバッチックな動きなどが多く使われます。
カポエイラ・ヘジョナウは、メストリ・ビンバ(Mestre Bimba)がカポエイラが違法とされていた時代に悪いイメージを
払拭するため当時に流行していたスポーツ(空手・柔道・柔術・モダンバレエなど)の要素取り入れたスタイル
Luta Regional Baiana」バイーア地方格闘技)として再構築しました。
道でおこなわれているだけであったカポエイラの道場を作り教え練習方法を確立し、
後にカポエイラ・ヘジョナウCapoeira Regional)として知られるスタイルを創始し、カポエイラの地位向上を行いました。

CAPOEIRA CONTEMPORANHA (カポエイラ コンテンポラーニャ)

カポエイラ コンテンポラーニャは、「カポエイラ アンゴラ」と「カポエイラ ヘジョナウ」が混ざりあったり、

また分裂していく中で現代版カポエイラとして位置付けられています。

コンテンポラーニャに明確な定義付けはなく「カポエイラ アンゴラ」と「カポエイラ へジョナウ」以外を

「カポエイラ コンテンポラーニャ」と分類しています。

スタイルや特徴は、グループにより多種多様です。